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「一日一冊読書」をするために必要な思考法

この記事はこんな人に読んでほしいです。

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・インプット量を増やしたい

・読書の技法が知りたい

・時間管理がうまくいかない

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「一日一冊本を読みたい!」という人向けの思考法や方法論を書いてみる。

 

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まずは、「時間」を考える - クロノスとカイロス

時間には、「クロノス」カイロスという2つの概念がある。

クロノスは、僕たちが日常的に使用するほうの”概念”である。もう一方の「カイロス」とは、「一瞬」「主観的な時間」を意味している。

 

 

クロノスは「時刻」カイロスは「時間」と言い表す。由来は、ゼウスの末子「カイロス神」である。

カイロス - Wikipedia

 

僕たちは、時間を無限にあるものと感じている。「自分の主観が世界だ」と思っている人は実際にそうであり、自分が死んだ後も世界は回ると思っている人は有限だと思っているかもしれない。でも、一日一日を、「その日だけ」という風に考えて生活している人はまずいない。「明日がある」と思っている。

 

「自分がやるべきこと」と思っていても、面倒だったり、疲れていたりと、やるべき/やりたいことに割く時間を後手に回してしまうのはよくある話だと思う。僕もそうだ。

 

しかし、時間は有限である。「クロノス」的に考えて。

 

そして、それよりも重要なのが、「カイロス」的に考えたときにクロノス的時間よりもより一層、「カイロス」的時間は少ない、ということだ。

 

あと一生のうち、僕たちは主観的に感動したり、驚いたり、涙を流したり...といった主観的な一瞬を何度体験できるだろうか?

 

人は自己保存を望む。だから、驚いたり、悲しいことを経験したり...といった心臓に悪い経験を、経験則をもとに回避していく傾向にある。誰だって、何回も失恋したり、親や友人の死を経験したくはないはずだ。

 

しかし、それを可能にさせてくれるのは「追体験」「疑似体験」としての本である。本は、主観的な一瞬=カイロス的時間を無数に体験させてくれる優れたメディアである。

 

カイロス的時間を得るために、読書をする」

 

そのうえで、「時間管理術」をみにつけよう。(下記参照)

 

www.lifehacker.jp

 

「一日の収穫」を増やすための読書

一日一冊の読書を、僕は「人生のログインボーナス」だと思っている。

 

大きなブックオフ店舗や、書店にいくときは、少なくとも一週間分の本を買って帰るのだけど、それは一日ごとにログインボーナスをもらうためだ。

 

たとえばの話、僕が毎朝漁業のために海に出るとする。そのときに、毎朝コンスタントに漁獲量があったほうがもちろんうれしいだろう。そのように、「限られた24時間の中で、僕は何を得たのか?」ということを大事にしているのが僕の習慣である。

 

そういうと、別に読書じゃなくてもよくない?という声が聞こえる。確かにその通りで、経験を日常的に考えてみたときに「これを学べたな」と思えれば、そしてそれに満足することができれば、特段本を読む必要はないのである。

 

しかし、僕は新しい経験や出会いを見つけたときを例外として、日々の日常的な行動やルーチン的なものに対して「学びを吸い取りきってしまった」のである。

 

小学校に入学しての初登校、通学路がとても長く感じた経験はないだろうか?

もしくは、こんなたとえでもいい。昔住んでいた周辺を訪れると、道路や標識や建物がとても小さく見えたことはないだろうか?

 

「日々のルーチンや、時間が経過したもの」は、自分の中で少しずつその「価値」を減退させている。だからこそ、倦怠期を乗り越えたカップルはいい感じになるのだ。

 

「日々新しいものを見つけないと、自分は減退していく」

 

日々のログインをしっかりして、アカウント(自分)の更新を目指すのだ。

無限ループは、怖い。

 

 

「一日一冊」が達成できないとき

どうしても忙しいし、この記事が意味わからんし!っていう方にも、明日からやれる読書法を紹介しておく。箇条書きで番号だけふるので、ぜひやってみて!

①短編集の1編だけ読む。

 

坂口安吾 [ちくま日本文学009]

坂口安吾 [ちくま日本文学009]

 

 

 

②本をページ数だけ決めて読む(1日30ページとか)

章立てがしっかりしている本を読むとなおよし。

 

 

③ビジネス書要約サイトを活用する!

 

www.flierinc.com

 

www.bookvinegar.jp

 

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