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読みやすいのに「深い」哲学入門書のおすすめ5選!

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こんな人におすすめ

・哲学を知りたいけど何を読んだらいいか分からない。

・入門書買ったけど、意味不明だった。

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哲学書って難しい。

 

少し聞きかじったかなんかして、例えばカントの『純粋理性批判』とか、ルソーの『人間不平等起源論』とか、キルケゴールの『死に至る病』を早速読み始めると、大変なことになる。また、理解したつもりでも、あまり吸収した感じがしない。

僕もそんな悩みを抱える若者の一人なのだけれど、やっぱり哲学が好きなので入門書をけっこうな数読んでみた。中にはすごくわかりやすいものがあったし、逆に入門ではなく「登竜門」みたいな入門書もあった。

今回は、「哲学に興味があるけれど、何を読んでいいのか分からない」という方向けに、「哲学入門書」をいくつかレコメンドする。(させていただきます。)

 

 

(1)「ニーチェ入門」-竹田青嗣

 

ニーチェ入門 (ちくま新書)

ニーチェ入門 (ちくま新書)

 

 

・おすすめポイント

ニーチェの思想に関する入門書だが、哲学思想自体のエッセンスが詰まっている大変分かりやすい新書。ニーチェは、ニーチェ以前の西洋思想を批判的に見つめなおした第一人者。入門で突然「批判」もへちまもないけれど、批判形式で逆に興味を持つのも、哲学思想の醍醐味だと思うので、ぜひ読んでみることをおすすめしたい。

 

 

(2)史上最強の哲学入門-飲茶

 

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

 

 

・おすすめポイント

有名ブロガー「飲茶」さんの西洋哲学思想解説書。『刃牙』風の導入から始まり、格闘者ばりに西洋思想の代表的哲学者が矢継ぎ早に登場するため、躍動感をもって思想を堪能することができる。もったいぶった表現はまったく使われておらず、とても読みやすい。西洋哲学を概観したいなら、ぜひ読んでみるべき1冊。

 

 

(3)史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち-飲茶

 

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)

 

 

・おすすめポイント

(2)の「東洋思想」版。こちらも上記のおすすめ本と同様にわかりやすい解説で読みやすい。東洋思想は、西洋思想と比較して、その思想体系がごっちゃごちゃしているので普通に学んだら相当きついのだが、それを簡潔にまとめてある。

 

 

(4)14歳の君へ-どう考えどう生きるか

 

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

 

 

・おすすめポイント

僕が崇拝(?)する現代哲人・池田さんの「若者向け」哲学書。彼女はもう既に亡くなっており、僕は大変悲しい。それはともかくとして、14歳向けに平易に書かれた文章なのにも関わらず、「哲学すること」のニュアンスをしっかりつかむことができる。僕はこの本を読んで、哲学を「学ぶ」ことと、哲学を「する」ことの違いを学んだ。「哲学的思考」の入門書といえる。

 

 

(5)これからの「正義」の話をしよう-マイケル・サンデル,鬼澤忍

 

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 

・おすすめポイント

かの有名な「ハーバード白熱教室」、マイケルサンデルの講義をまとめた著作。彼は「共同体論者」と呼ばれている。その思想は実に体系化されているし、有名な哲学命題を平易な言葉で論じる本書は哲学の入門書として最適だと思う。彼の思想に関して疑義を唱えることは可能だけれども、自由主義功利主義などといった、「哲学思想」から導き出される「正義」の判断基準を知ることが先決。本書を通して、「哲学」がどれほど僕たちの身近にある「学問」なのかが理解できる。

 

 

まとめ

今回挙げた本はすべて、僕が読んで「読みやすい!」と思ったものに限定して紹介させていただいた。僕は地頭が悪いので、きっと一般的なカタチで参考になる「おすすめ本」だと思う。

ぜひ、一読してみてね(^◇^)